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Posted by naturum at

2017年07月04日

snow peak「焚火台Lスターターセット」購入!早速開封しました。



「ユニフレームのファイアグリルじゃ駄目なの?」
「安いけど絶対これ良いよ!」
「注文しといたよ!」

...。

ファミリーキャンプを始めるにあたり、全権を掌握する妻に逆らう事は出来ませんでした。


別に悪い話ではなく、私もファイアグリルのコストパフォーマンスには脱帽しましたし、家族皆でこれを囲んできたわけで、愛着もひとしおです。多くの方々がオススメなさっているとおりの逸品です。

…あれから2年、焚き火の魅力にすっかりハマり、
「最近、ファイアグリルに根性がないんだけど。」
「歪んできて、火がまわりにくくなってきた。」
「欲しがってたアレ、買う?」
と言い放つ猛者が現れました。


妻です。


本当にあの時の妻と同じ人なのか甚だ心配ではありますし、妻が言う「根性」が一体何なのか分かりませんが、気が変わらないうちに注文してしまいましょう。




スノーピーク(snow peak)
焚火台スターターセット
定価¥24,800



焚火台単体でも販売されていますが、今回は収納ケース等が同梱されたセット品を購入しました。




早速開封してみました。
焚火台本体のほか、炭床・焚火台の下に敷くベースプレート・収納ケースが入っています。




まずは収納ケースです。
「焚火台Lコンプリート収納ケース」
●材質:6号帆布(パラフィン・PU加工)、アクリルテープ(中芯PP)、ナイロンメッシュ、プラスチック
●サイズ:幅700mm×奥行き590mm×高さ70mm
●重量:600g



帆布生地ですので、かなり丈夫な構造です。
収納方法については最後に触れます。




焚火台の下に敷くベースプレートです。
「焚火台ベースプレートL」
●材質:スチール
●サイズ:幅450mm×奥行き450mm×高さ9mm
●重量:1.9kg



表面が黒色に塗装されています。
細長い穴が4箇所空いていますが、ここに焚火台の脚を合わせて置きます。




炭を載せる板、いわゆる炭床です。
「炭床Pro L」
●材質:鋳鉄
●サイズ:幅310mm×奥行き310mm×高さ20mm
●重量:3.9kg



敢えて言います。
これは要りません!重たいだけの邪魔物です!
妻曰く「側溝の蓋」ですが、言い得て妙です。
理由は後述します。




本体です。
「焚火台L」
●材質:ステンレス
●サイズ:幅450mm×奥行き450mm×高さ300mm
●収納時:幅560mm×奥行き640×高さ32mm
●重量:5.3kg

同社の焚火台は、S・M・Lの3種類のサイズがラインナップされています。今回購入したのは一番大きなLサイズです。






ユニフレームのファイアグリルとは一線を画す厚いプレート・太い脚で構成されています。
試しにおもいっきり押したり引っ張ったりしてみましたが、びくともしません。




各プレートと脚周りは、ガチガチにスポット溶接されています。




プレート部分には「MADE IN JAPAN」の刻印が施されています。
ランドステーションや張り綱は中国製のスノーピークですが、焚火台は国内生産のようですね。




それでは設置してみましょう。
地面の芝生や草地を傷めないようにベースプレートを敷き、その上に焚火台を置きます。
ファイアグリルは「脚を開いて置く→受け皿を載せる」の2アクションですが、焚火台は「開いて置く」だけの1アクションなので楽チンです♪




本来の使い方でしたら、側溝の蓋...もとい炭床をこのように置きます。
これ、本当に重たくてびっくりします。焚火台本体は頑丈な厚いステンレスで作られているため重くなるのは分かるとしても、炭床まで重いとなると閉口します。
何とかならないものでしょうか?




今回の買い換えにより焚火台の上部面積が拡大しますので、今まで使用してきたユニフレームの「ヘビーロストル」を、ファイアグリル・ラージ用のサイズに更新します。






このように、ユニフレームのファイアグリルを真似たようにヘビーロストルを斜めに載せて使用すれば、わざわざ純正の高価な専用ブリッジなんて買わずに済みそうです。




因みに通常サイズのヘビーロストルですと、こんな感じで角がギリギリ載る感じです。



...と、ここで気がついたのですが、




炭床Pro Lとヘビーロストルを並べてみると、サイズに大差は認められません。
ということは...




わざわざ重たい純正の炭床を使わなくても、代わりにこれを入れておけばいいのではないでしょうか?
強度的には問題ないと思いますので、側溝の蓋は家に置いといて、とりあえず今まで使用してきたヘビーロストルを使うことにしましょう。
上手くいけばこれでよし、不都合が生じれば代案を考えることにします。

【平成29年7月15日追記】
焼き網代わりにファイアグリル・ラージ用ヘビーロストルを斜めに載せて使った場合、炭の大きさによっては火が近すぎる状態になる事がわかりました。炭床用に、もう一回り小さな別の物を探してみます。




ユニフレーム「ファイアグリル」と高さを比較してみます。
差異はロストル1枚~2枚分ですので、ほぼ変わり無いと言っていいでしょう。




私達家族が愛用しているキャンパーズコレクションの「ファイアープレイステーブル」をセットしてみました。
焚火台の幅や奥行きに問題はなく、中央部分にピッタリ収まります。

〈 関連記事 〉
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焚火台の強度や安定性が向上したことで、重たい鍋やクッカー、スキレット等を上にたくさん置いても、安心して調理・食事ができそうですね♪




それでは収納ケースの使い方を見てみましょう。
前述のとおり丈夫な帆布製で、持ち手部分もしっかりした作りになっています。
肩に掛けて持ち運ぶのにちょうど良い感じです。




この焚火台は収納時の形状が少し変わっています。
それに合わせてケースも変則的な形状になっており、斜め上から焚火台等を入れ、ベルトで出し入れ口を塞ぐような構造になっています。




このような感じで、焚火台・ベースプレート・焼き網・ロストル等が収まります。
(写真では適当に重ねていますが、きちんと全て収納ケース内に綺麗に収まります。)




収納ケース外側には網目のポケットがついており、軍手・革グローブやライター・着火材等を入れておくのに便利です。




先日のファミリーキャンプで早速使用しました。
この焚き火台はすり鉢のような構造になっているため、下部に隙間がありますので空気が良く通り、薪が綺麗に燃えます。
ローチェア30との高さの相性もバッチリですね!

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今までの「上手に薪を積み上げて綺麗な炎を作る」ファイアグリルのスタイルから、「薪を放り込むようにくべるだけで綺麗な炎があがる」スタイルに変化しましたが、こちらのほうが正直楽チンで、私達家族のような初心者にも簡単に綺麗な炎が生み出せます。




今回購入したスノーピークの「焚火台Lスターターセット」。
重く大きくて値段も高く、初心者の私達家族に使いこなせるのかどうか不安ではありますが、これから大切に使い込んでいき、良い点・悪い点をレポートしていきたいと思います!