ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
カテゴリー

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2015年10月19日

暖房器具の性能等を比較・検討した結果は...

前回の記事

・暖房器具選びを秋キャンプに向けて開始します

で、秋キャンプのための暖房器具選びを開始したわけですが、その記事の終盤で
「家には小型ストーブもありますし...」
と触れた石油ストーブを、押し入れの中から引っ張り出してきました。

そして、性能比較等を行った結果...
結論から言いますと、今回はアウトドア用暖房器具の新規購入は見送ることにしました。


まず、当該石油ストーブがこちらです。



ニッセイ
石油ストーブ NCH-S26MD

使用燃料:灯油
油タンク容量:3.5L
燃料消費量:0.255L/h
発熱量:9.460KJ/h
暖房出力:2.63KW
燃焼継続時間:約14時間
暖房範囲:木造7畳/コンクリート10畳まで

※2004年製のため現在は生産終了しています。
現行製品で同じような仕様の同社の石油ストーブは
「NCH-S261RD」
あたりになります。





アウトドア用暖房器具の新規購入を見送り、この石油ストーブで試してみることとなった理由は下記のとおりです。


【暖房出力、燃焼継続時間等の性能が断然良い】

前回の記事で探したアウトドア用暖房器具と比較してみると...

●暖房出力
アウトドア用:1KW前後
石油ストーブ:2.63KW
●燃焼継続時間
アウトドア用:カセットガス1本あたり約3時間
石油ストーブ:灯油満タン3.5Lあたり約14時間
●暖房範囲
アウトドア用:正味目の前だけ
石油ストーブ:木造7畳/コンクリート10畳まで

と、その差は当然ですが段違いです。




私達家族が使っているスクリーンテント

サウスフィールド(SOUTH FIELD)
ドームタイプスクリーン SF4011ST

は、3.4m×3.4m(約8畳)の広さがありますから、やはり石油ストーブの性能を以てこの場所をしっかりと暖めるほうが良いと判断しました。

(参考:快適リビング「サウスフィールド ドームタイプスクリーン SF4011ST」)




【燃焼調達が容易でランニングコストが良い】

1時間あたりの燃料代をざっと計算すると、

●ランニングコスト
カセットガス:1本約150円として、50円/h
石油ストーブ:1L85円として、21円/h

と、石油ストーブは倍くらいお得です。
福井県は北陸の寒い地方であり、秋からは自宅の暖房用に灯油を備蓄し始めるので、それをちょっとストーブの内蔵タンクに給油するだけで済むのが楽チンです。


【天板の上で湯沸かしや煮炊きができる】



皆様もやってみた経験があると思いますが、石油ストーブなら

●ヤカンを載せてお湯を沸かす
●網を載せて食べ物を焼く
●鍋を載せて煮炊きをする

等、暖房と並行して調理もできます。
この使い方、私は田舎者なので慣れ親しんでいますが、かなり便利です。



...以上の事から、妻と協議し、

「石油ストーブのほうが性能が優れているので、わざわざ新しいものを買う必要はない」
「寒いシーズンはキャンプに行く回数も少なくなるので、そこに暖房器具を新調するのは勿体ない」
「この石油ストーブは小型なので、無理なく車に積載できる」

という意見で一致した次第です。


よって、今回はキャンプ用暖房器具の新規購入は見送ることになりました。


前回の記事でいろいろ検索したり紹介しておいてナンですが、性能・ランニングコスト・費用対効果等を数字的にも弾き出してしっかりと検証したうえでの、私達家族の結論です。




「アウトドア専用品は何でも優れているわけではない」
「使い勝手や性能が優れているなら家にあるものも有効に使う」
「全てをアウトドア専用品で揃える必要はない」


無理せず、背伸びせず、身の丈に応じた範囲内でキャンプを楽しんでいきます!



前回の記事はこちらです。

・暖房器具選びを秋キャンプに向けて開始します





  


Posted by indoorfam at 21:03■暖房器具■