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Posted by naturum at

2016年07月11日

使って納得!初めてでも炭火料理&焚き火が楽しめるキャンプ道具ベスト3



「炭火起こしや後片付けで苦労したくない!」
キャンプで安心して料理や焚き火を楽しみたいお父さん・お母さんに御覧頂きたい記事です。


キャンプを始めるにあたり、最初に不安になることの1つに「火の取り扱い」があります。
初心者にとって炭火起こし&後始末は大変なイメージですし、焚き火をするための器具も何を選べば良いのかなんて全然わかりません。
どうしても頭によぎるのは、過去の林間学校やBBQ等で苦労した経験ばかりだと思います。


●キャンプ情報誌やネットに載っているような炭火料理や焚き火を、うちも始めから楽しみたい!
●火起こしや後片付けをスムーズにこなして、遊びやくつろぎの時間を増やしたい!

そんな皆様にご紹介したい
「キャンプ初心者の私達家族が実際に1年間使ってみて、炭火料理&焚き火を楽しむために本当に役に立ったキャンプ道具ベスト3」
を選定致しました。参考にして頂ければ幸いです。


【こちらもご好評頂いています】
・買い直し不要!最初に買うべきキャンプ道具ベスト3~妻selection~


第3位:コールマン「コンパクトフォールディングチェア」




「なんでチェアなの?」と感じるかもしれません。
ですが、炭火料理と焚き火をじっくりと楽しむためには大切なキャンプ道具です。

【参考記事】
・座ってわかる「ローチェア」の魅力




(※ロースタイル前提になってしまいます。ハイスタイルがお好みの方は読み飛ばして下さい。)

炭火起こしから調理を始め食事を楽しむの間、または焚き火を囲んでゆったりと過ごす間、それなりに長い時間をチェアに腰掛けていることになります。

グリルやテーブルとの高さの相性はもちろん、しっかり身体を預けてくつろぐためには、座り心地の良いチェアを選びたいものですが、このチェアはおすすめです。




このチェアは座面と背もたれの生地が厚くしっかりとした張りがあり、座り心地は快適そのものです。
本体はアルミフレーム製で、耐荷重80kgながら重量2.1kgという軽さです。




よく通販サイトやブログ等で
「畳んだ際のサイズが大きい」
というレビューを見かけますが、写真のように収束タイプのチェア(右)と比較しても、実際そうは思いません。
逆に、平らに畳むことができるので、効率的に車に載せることができるので良いと思います。




脚の部分も安定感がある構造ですので、地面としっかり接地します。
風が吹いても、背もたれの部分に少々バッグ等を掛けておいても倒れません。

このチェアに座った目線の高さは、ローテーブルで食事をする際にベストなのはもちろん、焚き火がちょうど綺麗に見える位置でもあります。




サイドテーブル又は2段ラックとの組み合わせも、飲み物等置いたものが取りやすい絶妙な高さになるので気に入っています。
木製の肘掛けも、くつろぐために有るのと無いのとでは大違いです。


まずは炭火料理&焚き火を楽しむための環境から...というわけで、このチェアをランク入りさせました。





第2位:ユニフレーム「ファイアグリル」




第2位は、炭火料理も焚き火もこれ1台、ユニフレームの「ファイアグリル」です。

キャンプを始めるまではホームセンターで売っている安い炭火コンロやU字溝でしかBBQをしたことがなかった私達家族にとって、このファイアグリルを使ったときは、まさに「革新的・目からうろこ」といった言葉がぴったりな衝撃を受けました。

通販等でジャンル別売上ランキングの上位に君臨し続けているのも理解できます。

【参考記事】
・BBQも焚き火も楽しめるファイアグリル




収納時には、本体・脚・網に別れています。
全て本体の中に収まるので意外とコンパクトです。
別売の収納バッグ(通販等でセット品もあります)に入れれば、持ち運びは更に楽チンです。
(※写真のトングは付属していません)

また、材質はステンレス製ですから丈夫で錆びません。
写真のように使い倒してガッツリ焼き色が入っても、安物炭火コンロのようにボロボロになって穴が開いたりせず、全然壊れません。




組み立て方は、脚を広げて台と網を載せるだけ...と簡単です。
「脚の棒を差し込んでネジを締めて...」とか、「板を展開しつつフレームをはめて...」なんて手間取る心配がありません。




グリルとして使う時には、4つの立ち上がり部分に網やプレート等を載せて食材を焼きます。
本体の高さは、囲炉裏テーブルやローチェアとの組み合わせに最適化されています。

炭を載せる部分の面積も広く、
・全面に炭を広げ一度にたくさん焼く
・焼くスペースと保温スペースを分ける
等の使い分けも余裕でできます。

本体の四隅と網の間に空間があるので、網を移動させずに炭を足したりできるのも便利です。




炭火の熱だけでなく、ステンレス製の本体からの輻射熱もしっかり上部に伝わるので、分厚い肉や大きい魚もしっかり焼けます。




付属品の網もなかなか丈夫で硬く良品ですが、別売のヘビーロストルを使うと、更に調理の幅が広がります。




写真のようにスキレット鍋重ね置き2つ+中身たっぷりの大型クッカーを載せてもびくともしません。
当然ダッチオーブンも載せることが可能です。




一番のポイントは、前述のとおり
「BBQも焚き火もこれ1台!初心者でも安心して簡単に焚き火が楽しめる」
に尽きます!

楽しい食事が終わった後は、ここから網を降ろすだけで、炭火グリルがそのまま焚き火台になります。
他社の焚き火台と違い底が平らなのもポイントで、薪の燃え残りがなく灰になるまでしっかり燃え尽きますし、片付ける際に灰をすくう時も楽チンです。


このファイアグリルを知るまでは、

・キャンプの炭火料理は、キャンプ場に設けられたBBQ炉を使うか、持参した炭火コンロを使って行うもの
・焚き火はファイアーサークルでやるか、焚き火専用の台を使って行うもの

と思い込んでいましたが、初めてのキャンプで使ってから、その便利さ・使いやすさに感動しました。




一般的に安価な炭火コンロも、大きさやメーカーによってはそれなりの価格になっている中、正味5000~6000円代でこんなに便利なものが買えてしまうのも大きな魅力です。


お店のアウトドア・BBQコーナーに並んでいる炭火コンロの展示品を見比べて「どれにしようかな?」とお考えの方...近くの陳列棚の下段あたりをちょっと覗いてみて下さい。
このファイアグリルがあります。おすすめです。





第1位:キャプテンスタッグ「大型火消しつぼ火起し器セット」




「ファイアグリルを差し置いてコレ?」
とつっこまれそうですが、第1位は楽チンかつ安全・安心に火起こしや後始末ができる「大型火消しつぼ火起し器セット」です。

【参考記事】
・簡単・確実・一発着火!「火起こし器&火消しつぼ」が初心者にオススメ


私達家族がキャンプを始めるにあたって、炭火起こしと後始末は不安そのものでした。
不安の原因は、過去のBBQ等での苦い思い出からきています。

●高い着火剤を買って炭に投入しライターで火をつけ、勢いよく燃え上がり「やった!」と安堵したのも束の間...着火剤が燃えただけ
●うちわや段ボール片で必死に扇いで、舞い上がった炭の粉や新聞紙等の灰にまみれながら汗だくで頑張っているのに、なかなか火が着かない
●まだかまだかと待ちわびる周りの期待は、やがて飽きた態度と冷たい視線に変わり、ようやく焼き始めたのは火起こし開始から30分~1時間後
●あんなに必死で起こした炭火なのに、料理が終わった後でも大量にグリル内に残り、絶賛空焼き中!片付けたいのにどうしよう?

...同じような経験された方も多いでしょう。

そんな「苦い思い出からくる不安」を一発で解消してくれるのが、この道具です。




外側の容器が火消しつぼ、中に入っている筒が火起し器、蓋に付いていたのが地面を熱から守る脚になっています。




まず火起し器の底に、松ぼっくりや木っ端、新聞紙1枚等「燃えやすい物」を入れ、その上に炭を立てて入れます。
あとは底の穴からライター等で底に入れた「燃えやすい物」に着火し、付属の脚の上に載せておくだけです。

扇いだり息を吹き込んだりしなくても、底の穴から自然に空気が対流し、放っておいても数分で写真のように火が起こります。




火が充分回ったら、グリルの上に炭を投下して完了です。
あまりにも楽チンすぎて「今までの火起こしの苦労は何だったのか?」と感動します!




料理や焚き火を終えた後に残ってしまった炭や薪の処理は、割りと厄介です。
放置したまま寝るのは危ないですし、かといって水をぶっかければ周りもぐちゃぐちゃになって酷いことになります。

そんな炭火や薪の後始末も、このセットで安全にできます。

写真のように、一見燃え尽きたように見える炭も、周りの明かりを消すとまだまだ全力で燃えているのがわかります。

火消しつぼは、容器に蓋をして密閉・酸欠にすることにより、中の炭を確実に消火してくれます。




一晩経てば完全に消火されて、火消しつぼ本体も冷めています。
もしキャンプ場に炭を棄てる場所が設けられていない場合でも、この状態なら安全に家に持ち帰ってから始末できます。
また、水に浸けていないので、使っている途中で消火した炭や薪は次回そのまま再利用できるのも便利です。


炭火料理や焚き火を楽しむその時だけでなく、後始末の場面でも大活躍することから、今回このセットを第1位としました。





今回のベスト3、いかがでしたでしょうか?

定番と言われるキャンプ道具には、それが納得できる性能・便利さ・コストパフォーマンス等の理由があります。
また、持っている方が少ないキャンプ道具でも、とても役に立つものがあります。
実際にキャンプデビュー時から今まで使用してきたからこそ、おすすめできる3点をご紹介しました。


皆様の道具選びの参考にして頂き、ぜひご家族で炭火料理と焚き火を楽しんでみて下さい♪


【参考記事】
・座ってわかる「ローチェア」の魅力

・BBQも焚き火も楽しめるファイアグリル

・簡単・確実・一発着火!「火起こし器&火消しつぼ」が初心者にオススメ


【こちらもご好評頂いています】
・買い直し不要!最初に買うべきキャンプ道具ベスト3~妻selection~






【~余談~】

本当は前回ご好評頂いた妻selectionに負けじと「夫selection」をお届けしたいところですが、妻には勝てそうにもないのでやめておきました。
(おすすめしたい良い物を先に取られすぎです)