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Posted by naturum at

2018年01月13日

反省会からの新タープ導入!inたけくらべ

前回のファミリーキャンプで、秋冬用に購入したベル型テント「グランドキャニオン インディアナ」を投入するも、ピンクタープのおかげで道化小屋になってしまった私達のサイト...。

一旦体勢を立て直すべく、ランドステーションに戻して作戦を練ることにしましょう。

〈 関連記事 〉
・【失敗】あれ!?こんなはずでは…inたけくらべ




というわけで、10月14日(土)~15日(日)、1泊2日の日程で平成29年第15回ファミリーキャンプに出かけてきました。

場所は私達家族のホームキャンプ場
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
です。

〈 関連記事 〉
・福井県坂井市「たけくらべ広場」キャンプ場の紹介【2018年7月10日追記最新版】




今回のキャンプは、いつものようなマメな写真撮影とレポートは完全に放棄して、焚き火にあたり星を見上げながら、家族の団欒と道化キャンプの反省会に没頭することにします。
一眼レフの充電をすっかり忘れていて、数枚撮影しただけで電池がなくなってしまったなんて口が裂けても言えません。




...で!

反省会を踏まえ、11月3日(金)~4日(土)の1泊2日の日程で、平成29年第16回ファミリーキャンプに行ってきました。


~ 1日目 ~

秋晴れの空の下「インディアナ」を設営し、その向こうには新しいタープが登場しています。

〈 関連記事 〉
・GRANDCANYON「INDIANA」購入!設営してみました




反省会キャンプで妻や子供達と

「やっぱり、テントの色や形に合ったタープは要るなぁ。」
「色合わせも大事やけど、どうせ買うんやったらヘキサ型よりもレクタ型のほうが、広く使えそうやし、いろんな張り方が出来そうやん。」
「確かに、今のピンクタープは4人でギリギリの大きさやからなぁ。広いほうが楽チンやろな。」
「でも、あんまり高いのはあかんよ。」

等と議論や相談を重ね、購入した新タープがこちらです。




DDハンモック(DD Hammocks)
DDタープ 4×4 オリーブグリーン
(DD Tarp 4x4 Olive green)
実売価格¥14,750前後
・サイズ:縦4m×横4m
・耐水圧:3,000mm
・重量:1.29kg ※ペグ等を含まず
・付属品:ガイドライン×4、ペグ×4






このDDタープ、収納時はティッシュペーパーの箱くらいの非常にコンパクトなサイズですが、生地はまさに「薄くて軽いのに丈夫」という言葉がぴったりです。
ループが各所に設けられていて、多彩な張り方ができるのも大きな魅力です。中には、これをワンポールテントやシェルターの様に組んで、テントとして使っている方もいるようです。




今回はポールを4本使用して、面積が広く確保出来る張り方を試してみました。
ヘキサタープと違い、端のほうでも頭上空間が広くとれますし、出入りの方向も制限が無くなりますので、使い勝手は大幅に向上しました。
これだけ広いと、ウッドラック等をフルに設置してテーブルを囲炉裏型に組んでも、十分にカバーできると思います。

DDタープの活用術だけでも何本か記事に出来そうですので、時期をみて別途アップ致します。




さて、設営を終えたところでおやつ&おつまみの時間です。今回のファミリーキャンプでは「福井県のご当地もの」にこだわってみました。
まずは飲み物からいきましょう♪

左から
「池田サイダー」「ローヤルさわやか」「福井生姜えーる」
です。
中身を要約すれば、ソーダ水・メロンソーダ・ジンジャエール...。捻りも何もありませんが、お土産のネタには最適です。






続いて「水羊かん」です。
水羊羮は普通、夏の清涼和菓子として認識されていますが、福井県では「水ようかん=冬の食べ物」なのです。

京都の竹入り水ようかんよりも更にマニアックな、冬の福井の一枚流し水ようかん。更に言えば、私と妻は水ようかんよりも「丁稚ようかん」のほうが大好きなのですが、この時はまだ売っていませんでした...。
こちらも冬季は福井県内なら近所のスーパーにも売っているくらいですので、一度ご賞味ください。






そして本命!「鯖のへしこ」です。
「へしこ」とは、魚を糠漬けにした福井の郷土品で、通常福井で一般的にへしこと言えば鯖を漬けたものを指します。
鯖以外にも、イワシやフグ、ハタハタ、イカ等がありますが、一番美味しいのはやっぱり鯖!軽く糠を落として炭火で炙ったり、ほぐしてお茶漬けにのせたり...最高の逸品です。
中でもこの度購入したのは、鯖のへしこのお刺身!濃厚な味と食感がたまりません。

私も妻も、日本で一番お酒に合う珍味・肴だと断言します。お酒が好きな方は、是非ともお試し下さい!






こうして離れた位置からサイトを見てみると、ランステとは違った男前な雰囲気を醸し出しています。小物等のキャンプ道具は同じでも、テントやタープの種類・色が違うだけで、こんなに印象が変わるんですね。面白いものです。

さて、さすがに11月に入ると、夕方には気温が急に下がってきます。早めにストーブを点けて暖をとりつつ、食事の準備に取り掛かりましょう。




今日の夕食のテーマは、男前になったサイトに合わせて
「簡単・熱々 男飯」
と題し、敢えて手間の掛からない鍋焼きシリーズを選びました。牛すき焼き鍋(うどん入り)・水餃子入りチゲうどん・濃厚味噌ラーメン等、様々な種類の鍋焼きものを買い込みました。




料理に手間を掛けてじっくり味わうキャンプも魅力的ですが、こうしてわざと火にかけるだけの食材にし、楽チンするのも良いものです。

「キャンプ=見栄えの良いご馳走を作る」ではないと思います。いろんな場所・いろんな環境で、いろんなものを食べてみる...。BBQも美味しければ、カップラーメンも美味しい...それぞれ違った楽しみ方が出来ると、キャンプの魅力はますます向上します。




私が子供の頃は、このような「アルミ鍋の食事=中身や具材がチープで不味い」という感じでしたが、今のものは具沢山で味付けもしっかりしており、びっくりしました。これはこれで十分アリです。




食後は家族で焚き火を囲みながら、お酒やジュースを片手に談笑します。

夏のハイシーズンと比べて静かになった「たけくらべ広場」。他のお客さんのサイトとも程好い距離感を保ちつつ、それぞれの焚き火が点々と揺らぎ、思い思いの時間を過ごす...。
この空間が大好きです。

焚き火とお酒を存分に堪能した後は、ストーブをテントの中に入れてしっかりと温めながらの就寝となりました。


~ 2日目 ~




おはようございます。朝靄と言うよりは、雨の前の霧が山を包む朝です。

念のためテント周囲の換気口を少しずつ開けたまま就寝しましたが、朝まで暖かいまま熟睡することができました。
シングルウォールが故に心配していた結露も、予想していたより少なかったのには驚きです。ベル型テントは空気の対流が上手くいくのでしょうか?




朝食のキューバサンドとチキンナゲット・デザートの富有柿を準備しているころ、徐々に雲行きが怪しくなり...




ついに降りだしました。それも最初からかなりの雨脚です。天気予報で雨模様になることは覚悟していましたが、まさかいきなり本降りになるとは思っていませんでした。

唐突に始まった「インディアナ」の耐水テストですが、流石アスガルドとは違うポリエステル幕。バッチリ雨水を弾いています。
縫製部分やファスナー部分も雨染みする様子はありません。




一方の「DDタープ」ですが、こちらの耐水性は更に桁違いです。ワックス塗りたての車の如く、雨がすぐさま水玉になり、コロコロと滑り落ちていきます。同程度のタープと比べてかなり安価ですが、この性能は素晴らしいですね!




「耐水テストも済んだし、適当に小降りになったところで帰り支度を始めようかなぁ。」
と安易に考えていたのですが...。

雨は強くなるばかりで、いつの間にやら芝生は水浸しでグチャグチャになりつつあります。

「今がピークやな。もう少し待とう。」

...これが失敗でした。




...。

バケツをひっくり返したような雨とは、この事を言うのでしょうね。

もう駄目です。大人しく諦めて、キャンプ道具を1つ1つゴミ袋に包み、ずぶ濡れになりながら積み込みを行い、この日は撤収となりました。


お約束どおりの〆となった、反省会からの新タープ導入キャンプ。秋冬用のテントとタープが揃ったことで、私達初心者家族のキャンプスタイルの幅は更に広がり、ますます楽しみ方が増えていくことでしょう♪


私達家族が使用しているキャンプ道具は詳細は、カテゴリー内の各記事、下記リンクからご覧下さい。