今回は「BBQグリルや焚き火台にこびり着いた頑固な脂汚れ・焦げを【オキシクリーン】で簡単に落とす方法」をご紹介します。
私達家族が愛用しているユニフレーム「ファイアグリル」は、BBQや焚き火でいつも活躍しています。
使う度に毎回綺麗に洗ってはいるのですが、
・炭の高火力で焼き付いた肉の脂や焦げ
・薪等から染み出てこびり付いたヤニ
のしつこさは半端ないものがあります。
キャンプ場の炊事場で研磨スポンジや金束子を駆使し一生懸命ゴシゴシ洗っても、全ての汚れを完全に取り除くことは難しく、キャンプシーズンが終わる頃には蓄積されてきた脂や焦げで残念な姿に...なんて経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
そこで!
前回の記事で宣言した1つめの項目
●グリル・焚き火台等の汚れ落とし
に着手するにあたり、奥様御用達の酸素系漂白剤【オキシクリーン】を用いたところ、驚くほど綺麗になりましたので、比較写真を交えながらその過程をご紹介します。
【前回の記事】
・今年のキャンプシーズンに向けて、シーズンオフ中にやっておく事
まず用意するのが、今回の記事の主役である【オキシクリーン】です。
Church & Dwight Co.,Inc,
OXI CLEAN(オキシクリーン)
STAINREMOVER 4.98kg
実売価格¥2,000前後
私達が購入したのは、コストコで販売されていたアメリカ産の【オキシクリーン】です。
中国産のものとの違いは、写真のとおり青い粒々が入っている点で、これがおそらく泡立ちの元になっていると思います。
早速洗浄に取り掛かりましょう。排水口に栓をしたシンクに、ファイアグリルを置きます。
写真を見るだけでも、脂汚れや焦げが残っていて本体・炭床が汚れているのが分かります。
ユニフレーム「ファイアグリル」をお使いの方ならきっと共感して頂けるポイントが、写真の部分の汚れです。
グリル本体や焼き網を設置するところなのですが、「コの字」になっていることもあり非常に洗い難い部位で、ご覧のとおりかなり汚れが焼き付いています。
それでは洗浄開始です!【オキシクリーン】の粉末を、約60度のお湯で解きながら泡立てていきます。粉末の使用量は付属のスプーンで3杯分。しっかりとかき混ぜて溶かします。
【オキシクリーン】を投入後、約60度のお湯を入れ続け、シンクを一杯にします。既に汚れが浮き上がり、泡の中に紛れているのが分かります。
シンクが一杯になるまでお湯を張り、約2時間浸け置きすることにしました。白い泡でモコモコになっています。
浸け置き中にも汚れはどんどん浮かび上がってきます。これは期待出来そうですね♪
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さて、浸け置きから2時間が経過しました。
シンクの栓を抜いてファイアグリルを取り出してみたところ...
私「おお~ッ!これは凄ぇ!」
妻「どや!(何故か自信満々)」
の声が上がりました!
お待たせ致しました。比較写真をご覧下さい♪
~ before ~
焦げついて所々真っ黒&脂がこびり付いて茶色になっていたファイアグリルが...
↓
~ after ~
【オキシクリーン】に浸け置きし軽く擦っただけで、今まで除去出来なかった真っ黒な焦げも、こびり付いていた脂も剥がれ落ち、ピカピカになっています♪
ステンレスが焼けて虹色になっている点は物理的に仕方ないにしても、驚異の洗浄力ですね!
写真では上手く写りませんが、めちゃくちゃピカピカに反射しています。
炭床も赤茶けて錆び付いたような色から、かなり持ち直しました!
~ before ~
ファイアグリルをお使いの方が一番頭を悩ませているであろう写真の部分も真っ黒でしたが…
↓
~ after ~
綺麗な焼き色のみを残し、こんなに綺麗になりました!触ってみても滑らかツルツルです♪
~ before ~
直に肉を置いて焼いていたり、高温のスキレット鍋を置いて酷使していたヘビーロストルも...
↓
~ after ~
格好良い飴色の輝かしい姿になりました!
食べ物が直接乗る道具なだけに、ここまで綺麗になると喜びもひとしおです♪
~ Before ~
一番笑ったのが、火の着いた炭や薪を弄るのに使っている火箸です。100均で購入したものですし、用途柄そんなに丁寧に扱っていなかったのですが...
↓
~ after ~
何故か最も綺麗になりました!
ファイアグリルやヘビーロストルを差し置いて最も光り輝いていたのには、私も妻も思わず失笑しました。
~ before ~
一方、全く汚れ落ちを期待せずに洗浄してみたキャンプ道具もあります。炭や薪の灰をすくい上げるために使っているこのスコップ...材質がブリキ丸出しのため、焦げ&焼け着きも酷いものでしたが...
↓
~ after ~
思っていたよりも汚れが落ち、見苦しくない程度にまで綺麗になりました!
全てのパーツの洗浄を終えたファイアグリル。フルセットを揃えてみると、見違えるほど綺麗になったのが分かります。ここまでピカピカになると、今年のキャンプシーズンも使い始めるのがとても楽しみになりますね♪
ファイアグリル以外にも、マグカップやシェラカップ、カリタのニューカントリー等あらゆる金物を浸け置きしてみましたが、全て綺麗になり、ピカピカに輝きました。
面倒な焦げ・脂汚れもこんな簡単に掃除が出来ると、大切なキャンプ道具にますます愛着が湧きますし、キャンプシーズンの到来が待ち遠しくなります!
また、キャンプ道具だけでなく、【オキシクリーン】は家庭用食器・調理器具や衣類のシミ抜き、ガスコンロの汚れたゴトク等あらゆる物の洗浄に使えますので、こっそり買っても家の掃除や洗濯に協力すれば奥様に叱られることもありません。
宜しければ一度お試し下さいませ。
《注意》
オキシクリーンの液性は弱アルカリ性です。ステンレス・ガラス・ホーローなら大丈夫ですが、鉄・銅・アルミ等金属の種類によっては変色や塗装剥がれのおそれがあります。
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