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Posted by naturum at

2016年11月30日

湯煎で簡単♪「時短ローストビーフ」づくり【2016年11月30日改訂版】



キャンプ情報誌や料理レシピ集に必ず載っているのが「ローストビーフ」です。
でっかいお肉のブロックを焼き上げ、切り分けた時の綺麗な赤みがかった断面が何とも美味しそうで...キャンプを始めたら一度は作ってみたい料理のひとつですね。

しかし、アウトドア料理の本に載っている作り方は
●ダッチオーブン
●大量の野菜とスパイス、タレ
が必須となっています。

私達家族はダッチオーブンを持っていませんし、そんなにたくさんの野菜やタレを下ごしらえして持っていくのも大変です。

「それなら、もっと簡単に作ってみよう!」
「要は味をしっかり染み込ませて蒸し焼きにすれば良い!」

というわけで、カセットコンロだけで作ってみたら...とても簡単に美味しく出来ました♪
難しい手順はありません。初心者の皆様もぜひお試し下さい。

(平成28年11月30日改訂:レシピ見直し、写真変更)


【時短ローストビーフの作り方】

①牛モモブロック肉にスパイスを擦り込む




牛モモブロック肉を買ってきます。業務スーパーで売っているお肉で充分です。
予算に余裕のある方は、お肉屋さんで高級な牛肉をお求め頂ければより美味しいと思います。

お肉の表面にお好きなスパイスをたっぷり擦り込みます。
オススメは「クレイジーソルト」です。
塩・胡椒の他にハーブ数種類も最初から入っているので、これ1本で済みます。





お肉の断面1面につき2~3回に分けて、表面がザラザラするくらいにたっぷり擦り込むくらいがちょうど良かったです。
塩・胡椒・ハーブの旨味がしっかり染み込むよう、しばらく寝かせます。


②コンロでお肉の表面に焼き色をつける




コンロにプレート等をのせ、火力最大で予めしっかり熱しておきます。
そうしたら先程のお肉を乗せ、各表面だけ焼き目を付けます。




●表面に焼き目が付いたらすぐに次の面に返す
●中心部は生になるように、決して中まで火を通さない
ことがポイントです。

低い温度でのんびり焼いていると、ただのでっかい焼き肉になってしまいます。
高火力でてきぱきと一気に焼き目を付けていきましょう。

【関連記事】
・強風でも火が消えないカセットコンロ「ビストロの達人Ⅱ」





次にコンロ上の網を鍋にチェンジし、お湯を沸かしましょう。


③袋にお肉を入れて湯煎する




焼き色を付けたお肉を、汁漏れを防ぐために2重にしたナイロン袋に入れ、空気を出来る限り抜いてしっかり結びます。
(ジップロック等のチャック付袋を使うと楽チンです。)




コンロ上の鍋の沸騰したお湯の中に、袋に入れたお肉を浸け、火を止めます。
この湯煎が、蒸し焼きと同等の効果になります。

湯煎の時間は外気温や鍋の保温性にも因りますが、いろいろ失敗を重ねた結果、5~10分湯煎するくらいがベストでした。




湯煎が終わったらお湯から袋を取り出して、お肉の旨味とスパイスの味を染み込ませるために袋に入れたまま小一時間放置し冷却します。


④もう出来上がり!薄く切り分けて召し上がれ♪




冷却が終わったら、袋から取り出して薄く切り分けていきます。

とっても美味しそうに出来上がりました!
中の状態が「火が通っているけど赤い」のがベストな具合です。
早速頂きましょう♪




そのまま食べてもスパイスの味がしっかり染み込んでいますが、お好きなタレをかけると更に美味しく楽しめます。
オススメのタレは「ヨシダ グルメのたれ オリジナル」です。


ダッチオーブンがなくても、カセットコンロと簡単な調味料だけで美味しいローストビーフが出来上がりますので、ぜひお試し下さいませ。