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Posted by naturum at

2017年06月16日

納得の座り心地!snow peak「ローチェア30」の魅力と仕様を徹底解説



ファミリーキャンプデビュー当初から比べると、サイトの設営作業や段取りにも徐々に慣れ、子供達も何かと手伝えるようになってきたことから、チェアに座って過ごす時間がずいぶん増えました。

私達家族が使い続けてきたコールマンの「コンパクトフォールディングチェア」は、使い勝手、耐久性、安定性、コストパフォーマンス等、非常に優れたローチェアです。



〈 関連記事 〉
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しかし、これを更に越えるローチェアを見つけてしまいました。実際に座ってみて、その座り心地の良さに大変驚きました。
値段を見てまた驚き、帰宅後「私の分も注文しといたよ♪」という妻の言葉に終いにはひっくり返りました。
...が、妻のお墨付きの逸品ということで、今回ご紹介する運びとなりました。


それでは、各部の構造や他のキャンプ道具との比較と併せて詳しく見ていきましょう。




スノーピーク(snow peak)
ローチェア30
実売価格¥17,280



●使用時サイズ:幅58cm×奥行き65cm×高さ86cm(シート高30cm)
●収納時サイズ:幅16cm×奥行き18cm×高さ101cm
●材質:フレーム/アルミニウム合金、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス鋼、シート/ポリエステル
●重量:3.6kg

ローチェアながらハイバックタイプの背もたれを備えた、収束タイプのチェアです。
カラーはブラウンとカーキがラインナップされており、今回はブラウンを購入しました。




子供用のコンパクトフォールディングチェア2脚はそのまま使用しますので、私と妻の分のみ購入しました。こればかりはさすがに家族4人全員分を揃えるのは無理です。私のお小遣いが差し押さえられてしまいます。




収納ケースが同梱されていましたので、試しに中に入れてみました。肩掛けベルトが付いており、持ち運びしやすくなっています。




収納時はこのようになっています。
フレームの取り回しだけを見ると、なかなか複雑な構造に感じますが...




展開は至って簡単です。
背もたれのフレームと、座面のフレームを対角線上に持って開くだけで...




このように簡単に組み立てることができます。
最後にグッとフレームがはまる感触が伝わり、しっかりと安定します。




ハイバックタイプの背もたれは、首あたりまでしっかりと身体をサポートしてくれます。
おもいっきり深くもたれて寝落ちするのにも気持ち良い具合の高さです。これは低い背もたれのチェアでは味わえない、ハイバックタイプならではの魅力ですね。
生地の厚みと張りはかなりのものです。




肘掛けは竹の集成材で作られています。
角度は地面とほぼ水平・左右の間隔も適正なため、無駄に腕を広げたり身体を傾けたりすることなく、自然な姿勢で肘を掛けることができます。
長さもよく考えられていて、立ち座りの動作の際に邪魔になることはありません。

肘掛けのサイズ・角度・配置は、チェア選びの際に見落としがちなポイントです。
このチェアに限らず、皆様がチェアを選ぶ際には
・自然な姿勢で使えるか?
・大きくてかえって邪魔にならないか?
をきちんとチェックなさることをオススメします。




座面の構造です。
背もたれと同様に生地の厚みや張りがしっかりしているので、座った際に沈みこむことがなく、浅く座っても深く座っても部分的に圧迫されるようなことはありません。
フレームが覗く部分も、生地の補強や細かな縫製が施されていて安心です。




座面でかなりのオススメポイントが、この「前端の処理」です。

横から見ると、両端のフレームが「へ」の字のようになっているのが分かります。これが何とも絶妙な構造で、膝を曲げて座った状態でも脚をおもいっきり伸ばした状態でもそれぞれ太ももの裏側をきっちりサポートしてくれます。
生地の端やフレームが脚裏に当たることもなく、快適そのものです。お近くのお店に展示品がありましたらぜひ一度座ってみて下さい。




フレームの構造はこのように単なる4つ脚ではなく、後部が座面・背面共にクロスした取り回しになっているのが分かります。
座った際に最も体重がかかる後部の強度を上げる構造なのだと思います。




前脚のフレームには、設置面にエンドキャップが付いています。



一方、後脚のフレームにもエンドキャップはついていますが、フレーム本体が設置面になります。屋内のフローリング等で使用する場合は床に傷を付ける可能性がありますので、その際には敷物を用いるほうが良いでしょう。




コールマンの「コンパクトフォールディングチェア」と並べて比較してみます。
背もたれの高さはほぼ2倍、座面も若干高いですね。幅はコールマンのほうが広いです。




横からも見てみましょう。
背もたれや肘掛けの角度は、ローチェア30のほうが起き気味であることが分かります。
座面の奥行きにも違いがありますね。




私達家族の中では専らサイドテーブルとして活躍中のキャプテンスタッグ「CSクラシックス木製2段ラック」と合わせてみました。

座面の高さとほぼツライチですので、今までと変わりなく使用できます。

この2段ラック、高さや天板のサイズの具合・下にも物を置ける利便性等、下手なテーブルよりもよっぽど使い勝手が良いと思います。未体験の方は一度お試し下さい。



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食卓となる、キャンパーズコレクション「ファイアープレイステーブル」と合わせてみました。

「ローチェア30」の座面角度はフラットに近いため、深く腰掛けてくつろぐ場合だけでなく、食事をしたり料理・作業をするために前屈みに座る際にも無理な姿勢にならず、とても快適です。
どのようなシチュエーションでも変わらない使い心地が保たれるのは大きなポイントです。



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今回ご紹介したsnow peak「ローチェア30」の魅力をまとめてみますと、
●ハイバックタイプなのでおもいっきりもたれて寝落ち出来るくらいくつろげる
●生地の張りや構造がしっかりしており、座面や背もたれの角度が絶妙なためどのように座っても身体が楽チン
等が挙げられます。

チェア選びの基準はあくまでも主観的なもので、座り心地や使い勝手・身体に合うか否かは一人一人異なるものです。実際に座ってみないと分からないことが多々ありますが、今回の記事が皆様のチェア選びの参考となれば幸いです。


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Posted by indoorfam at 18:34snow peak「ローチェア30」