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Posted by naturum at

2015年10月12日

初心者必見!タープをシワなく綺麗に張る方法



キャンプ場で他のお客さんのサイトを拝見していると、タープを使っておられる方がたくさんいらっしゃいます。
いろんな形のタープがあり、それぞれが綺麗な造形・機能美を醸し出していて、「綺麗だなぁ~」と感じることも多々あります。

でも、中にはシワシワだったり、緩みが目立ったりする張り方も目にします。

私達家族も先日ヘキサタープを購入したばかりですが、

「張るなら格好良くパンパンに張りたい!」
「綺麗な稜線を描きたい!」

と思い検証を重ねた結果、シワなくバッチリ張る手順が分かりましたのでご紹介致します。
私達のようなタープ初心者でも本当に綺麗に張ることが出来ますので、ぜひお試し下さい。


今回使用するヘキサタープはこちらです。




アルパインデザイン(Alpine DESIGN)
ヘキサタープ ストライプ ピンク
AD-S14-67-001 PNK
実売価格¥5400前後



■使用時サイズ:約410×400×200~220cm
■収納時サイズ:約16×73cm
■重量:約3.8kg
■耐水圧:1200mm
■UVカット:紫外線遮へい率90%以上
■マルチフック付
■付属品:ペグ×8、ロープ×6、ハンマー、収納ケース


※セット内容や仕様等の詳細については
・初タープが届いたので早速開封してみました
をご覧下さい。


それでは手順をご紹介します。


【1】タープ、ポール、ポール用張り縄を広げてセットする



上記写真のようにタープの生地を広げ、
●ポールは先をタープ側に、底を外側に向けて真っ直ぐ置く
●ポール用張り縄は、ボールに対して45℃の角度に伸ばし、末端はポールの底の延長線上になる位置にして、そこにペグを打ち込む
ようにします。


【2】ポールを立ててタープを立ち上げる



ポール用張り縄は自在金具を調整し一番長い状態にしておいてから、ポール2本を立てタープを立ち上げます。
コツが分かれば1人でも出来ますが、2人で行うと楽チンです。
立ち上がったら、ポール用張り縄の自在金具を調節して、自立する程度にまで引っ張ります。


【3】ポールを内側に30~40cmずらした後、倒れない程度にポール用張り縄をゆるめる



この手順がポイントです!
ポールを内側に引っ込めたら、倒れない程度にまでポール用張り縄を一旦ゆるめます。
かなりゆるめても倒れないので安心して下さい。

こうすることで、
●残ったタープの四隅を引っ張りやすい
●最後にポールを上げ直し、ポール用張り縄を引っ張ることで、タープ全体にテンションをかけシワなく稜線を描くことができる
ようになります。


【4】タープ四隅を張り縄で引っ張る



タープ四隅の張り縄は、
●タープ中心部を起点にして引っ張る
●張り縄は自在金具を調整して、一番長い状態で遠くにペグを打ち込む
ようにします。

タープの中心部は分かりにくいものですが、タープの下に誰か立っていてもらったり、目印となる物を置いておくと楽チンです。
写真では妻に立っていてもらっています。

まずは片側を引っ張ります、
この状態では、写真のとおり稜線はシワシワです。



反対側も同じ要領で引っ張ります。
こちら側はタープの斜面がシワシワです。

心配いりません。大丈夫です。


【5】タープ四隅の張り縄をおもいっきり引っ張る



タープ四隅の張り縄の設置が終わったら、それらを順におもいっきり引っ張ります。
自在金具の摩擦で張り縄を傷めないように注意しつつ、力一杯引っ張って下さい。

四隅を引っ張り終わると、今までのシワが嘘のように消えます。

あとは綺麗な稜線を描くための仕上げのみです。


【6】ポールを外側に少し戻し、ポール用張り縄をおもいっきり引っ張る





ポールを20cm位外側に戻します。感覚で、タープの両端が上に持ち上がるのが分かると思います。
最後にポール用張り縄をおもいっきり引っ張ることで、タープ全体にテンションがかかります。

最後に各張り縄をチェックして完成です。
目の前のタープはシワなくパンパンに張られ、綺麗な稜線を描いています。

私達家族が使っているタープはストライプ柄ですので、張り方の成否がはっきり分かります。




しっかり綺麗に張れたタープは、見た目も美しく気持ちが良いばかりでなく、強風や大雨等の悪天候にも強い設営方法になります。

「取扱説明書の手順どおりにやっているのに、シワになって綺麗に張れない!」
とお悩みの方や、これからタープの購入・初張りをお考えの皆様の参考となれば幸いです。