インドア家族がキャンプを始めた物語

新緑が鮮やかな６月、今年は雨も少なく気温も高めで、夏の到来が早まっている感じがします。
秋・春用のベルテント「グランドキャニオン インディアナ」から、私達家族のメイン「スノーピーク ランドステーションL」に切り替えるのにも丁度良さそうなこの時季、前回のGWキャンプから約１ヶ月ぶりですが、おもいっきり楽しみましょう！

というわけで、６月２日(土)～３日(日)、１泊２日の日程でファミリーキャンプに出かけてきました。

場所は、私達家族のホームキャンプ場
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
です。

今回のテーマは
●日帰り温泉&のんびりした環境等、ホームキャンプ場の良さを満喫
●昨年のラストキャンプ以来、久しぶりに会う管理人さんとの楽しい雑談
●ランドステーションの張り方を思い出す
です。
冬には豪雪で前代未聞の被害に遭った坂井市。たけくらべ広場のしだれ桜・樹木や遊具もかなり損傷したようですが...あれから数ヶ月、どのような感じでしょうか。

・２日目の様子はこちらです。

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～ １日目 ～




午前10時頃「たけくらべ広場」に到着しました。
早めに到着した甲斐があり、かなり空いていて設営場所は選び放題です。
久しぶりにお会いした管理人さんも私達家族のことを覚えていて下さっていて、しばらく雑談等楽しませて頂きました。

心配していた豪雪被害については、
●しだれ桜は、管理棟より上の散策路の樹がかなりの被害で、今まで良い感じだった枝はやむを得ず剪定、他のしだれ桜やソメイヨシノは何とか無事
●広場内のモミジは、枝が弱いので割とバキバキ
●木製遊具は一部が損傷により撤去
...といった様子ですが、地元の皆様のご尽力で綺麗に整備されていて安心しました。




管理棟横の樹には、綺麗な白い花がたくさん咲いています。
厳しい冬を乗り越えて、広場内の木々は生き生きとしている印象でした。これなら安心ですね。




今回は、キャンプ道具の積み降ろしや炊事の利便性を考慮して、駐車場下の広場内の流し台近くにサイトを設営しました。

昨年秋以来、久しぶりに設営したスノーピークの「ランドステーション」。最初は張り綱用ペグの位置を若干間違えてしまいましたが、すぐに気付いて正しい位置に復旧。綺麗に張ることが出来ました。
前後ともにヒサシを上げて、風通し優先の夏スタイルにし、それに合わせてコットやウッドラック、キャンプ道具をレイアウトします。やっぱりこの広大なスペースはたまりません♪

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お昼御飯は道中で購入した蕎麦やおむすび等で軽く済ませます。
その後、すぐさま子供達は山や川を探検しに駆け出し、私と妻はのんびりとくつろぎながら、慣れ親しんだ「たけくらべ広場」の雰囲気を満喫します。

しかし、６月とも言えどもかなりの暑さ...。このままではくたばってしまいそうです。ここはひとつ、冷たい飲み物でリフレッシュしましょう！




ということで、地元で買い揃えてきた瓶ジュースを大量の氷で一気に冷やします。
昭和生まれの私や妻にはお馴染みの「瓶コーラ」「瓶サイダー」「瓶ジンジャエール」を、氷満杯の鍋にぶちこみ、一気に急冷します。




子供達が探検から戻ってきました。
キンキンに冷えた瓶ジュースを手渡すと、これが思っていた以上に大人気！
ペットボトルやパックに入ったジュースがメインとなっている今、「瓶入り」という物珍しさもあるのでしょう。ガラスの冷たさ、瓶の口当たりの良さもしっかり体感してくれました。




３時のおやつは、子供達のリクエストで
・バター味のポップコーン
です。自分で炙り膨らませて作る過程が気に入っているようで、キャンプを始めた当初からよく作っています。




私が小さい頃に売っていた物は、膨らんでくるドーム部分もアルミ箔で出来ていたので、時々作っている最中に破れて中身が弾け飛んだりしたものです。
最近売っている物は、ドーム部分に破れにくい素材が使われており、そのような失敗がなく出来上がるので安心ですね。




熱々のポップコーンは、冷たいジュースだけでなくビールのおつまみにも合います。
軽くてかさ張らず、小さな子供でも作ることが出来ますので、キャンプに持って行くにはオススメのおやつです。




さて、今回ファミリーキャンプの出発前に、ご近所のお婆さんから、畑でとれたての「一寸そら豆」と「完熟トマト」をたくさん頂きました。
「一寸そら豆」は、豆の大きさが約３cm(一寸)あり、長さ15cm位のさやに２～４粒の豆が入っています。福井県内では、主に若狭地方でよく栽培されている初夏の味覚です。

完熟トマトは明日の朝食用に冷やしておき、まずは一寸そら豆を味わうことにします。




夕方前にもなるとお客さんも増え、いろんなテントが並び始めました。美味しそうな料理の香りがあちこちから漂ってきます。

それでは、ウチも夕食の支度に取り掛かりましょう。
テーブルを囲炉裏形に組んでチェアを並べ、炭火を起こしロストルを十分に加熱します。



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夕食のメニューは、
・一寸そら豆の炙り焼き～岩塩仕上げ～
・スパイスたっぷりチキンレッグ
・塩とろホルモンのスキレット焼き
です。昼間の暑さでたくさん汗をかいた分、しっかりと塩分を補給すると共に、お肉でスタミナをつけます！

ホクホクに焼き上がった一寸そら豆は、濃厚な豆の味が塩とよく合い、ビールとの組み合わせは最高♪贅沢な食材を頂いたお婆さんに感謝しながら、お腹いっぱい堪能しました。


食後は、隣接する「丸岡温泉たけくらべ」へ足を運び、日帰り入浴で汗を流します。
このキャンプ場が大好きな理由のひとつが、この日帰り入浴♪暑い季節は汗でベタついた身体をさっぱりとリフレッシュできますし、春や秋の肌寒い季節はポカポカに温まることができます。
夏休み前のこの時期は比較的空いていますので、辺りが暗くなるまでゆったり浸かることができました。

お風呂上がりに館内でちゃっかり追加のビールとジュースを買い込んでから、サイトに戻ります。




すっかり陽は落ちて夜が訪れ、満天の星空となりました。
昼間は暑かったとは言え、まだまだ６月初旬です。気温も下がり、若干肌寒くなってきました。
長袖を羽織り、焚き火で暖をとりながら、静かな夜のひとときを満喫しましょう。




あちこちで焚き火やランタンの灯りが見える中、家族でひとつの火を囲み談笑するのは特別な感じがします。
他のお客さん達と「たけくらべ広場」の良い雰囲気を共有しつつ、焚き火をしたり、テントの中でおしゃべりしたり、早く寝たり...皆が家族ごとにそれぞれいろんな楽しみ方でキャンプをしている...。
上手く文章では表現できませんが、この感じが大好きです。




ビールを片手に焚き火と談笑を満喫した後、この日は就寝となりました。
明日もたくさん遊びましょう！


～ ２日目に続く ～


・２日目の様子はこちらです。


私達家族が使用しているキャンプ道具は詳細は、カテゴリー内の各記事、下記リンクからご覧下さい。