インドア家族がキャンプを始めた物語

いよいよ子供達の夏休みも終わりに近づいてきました。
〆も気持ち良く、おもいっきり遊び回りましょう！

というわけで、最終週の８月28日(金)～29日(土)にかけて、８回目のファミリーキャンプに行ってきました。

場所は私達家族のホームキャンプ場
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
です。

夏休み期間中の皆勤賞が貰えそうな勢いでここに来ているので、受付時にとうとう妻が管理人さんに
「旦那さん、何の仕事しているの？」
と尋ねられたそうです。
正直に答えて管理人さんも納得なさったみたいでした。(無職ではありませんよ！)

午後２時半頃到着し、のんびりと設営を開始します。



前回のキャンプで味をしめた向かい合わせ型に、サウスフィールドの

・就寝用テント
ドームタイプ「SF5504CD」
・スクリーンテント
ドームタイプスクリーン「SF4011ST」

を設営します。
この配置、動線が「真っ直ぐ往復するだけ」になるので本当に楽チンなんです。
週末は他のお客様で混みあうでしょう。そんな中、この配置なら場所をむやみに独占することもありませんから、初心者の私達は気も楽です。


子供達は着いてすぐに、お隣のサイトの３人兄弟と仲良くなって遊びに行ってしまいました。
石川県からお越しの御家族のようでした。
ワンポールテントが良い雰囲気と大きさで、格好良かったです。




私達のいつもの道具配置です。

サウスフィールドのスクリーンテントは、一面だけフルメッシュにはなりますがフルオープンにはならない構造になっています。
私達はいつもこの面にそって、道具を１列に並べて設置しています。
どうせ開かないのならここに並べるほうが合理的ですし、バラバラに設置するよりも使いやすくて効率も良いです。




豆知識ですが、紐を付けたカップをジャグの注ぎ口に吊るしておくと、お茶を飲む時にわざわざカップを取りに行かなくて済むので便利です。

このジャグ、今までのブログにも数回登場していますが、象印の年代不詳・未使用品のオーナージャグで、妻がリサイクルショップで800円位で買ってきたものです。
昭和初期の雰囲気を醸し出していますが、めちゃくちゃ保冷力・保温力が高いので役立っています。
私達家族には何故か「お茶丸」の愛称で呼ばれています。




８月末にもなると風も涼しく、スクリーンテントの中にいても快適です。
真夏は暑いだけのスクリーンテントでしたが、これから秋にかけては本領を発揮していってくれそうな予感です。




しばらくくつろいでいると、早くも午後５時です。
夕飯のための炭火起こしを開始しました。
丁度今回のキャンプで、余った木っ端の炭を使いきる計算です。
前回使用し火消しつぼ内に残しておいた炭と、子供達が拾ってきた小枝を一緒に投入して着火します。
火起こし器のおかげで、あっという間に火が広がりました。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型火消しつぼ　火起し器セット

ファイアグリルにガバッと投入します。
早くも白色のベストな状態の炭になりつつあります。
いちばん遠赤外線が出て美味しく焼ける白炭になるまで、しばらく待ちます。




今回の夕食は、夏休み期間中最後のキャンプというわけで、特別にリクエストスペシャルにしました。
今までで子供達に人気だった
「焼き鳥」「豚ブロックの紅茶煮」「牛タン」
を次々に焼いていきます。




家族全員、舌鼓を打ちながら楽しみます。
私もビールが進みます。
炭火で焼き、皆でグリルを囲みながら外で食べる料理は本当に美味しいものです。

ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル【レビューを書いてオリジナルケースプレゼント】

楽しい夕食が終わる頃には、空も暗くなってきました。
後片付けをしてから、いつものように隣接する「たけくらべ温泉」へ汗を流しに行きました。

たっぷり温泉を楽しんだ後は、追加のビールと子供達のジュースを買ってサイトに戻ります。




サイトに戻ると遊び疲れた次男が「もう寝る～」と言い出したので、就寝用テントにランタンを吊り下げて灯りを点します。
ところが、ランタンを点けた途端にワクワクしだしたのか、全然寝る気配がありません。
苦笑いしながら、家族全員で焚き火を楽しむことにしました。

GENTOS(ジェントス) ＬＥＤランタン　ＳＯＬ－０１６Ｂ

焚き火というものは不思議なもので、揺らめく炎を眺めているだけで、いろんなことが頭に思い浮かびます。

・キャンプを始めるにあたり、試行錯誤しながら道具を１から選んで買い揃えていったこと
・初めてのキャンプでは汗だくになりながらも「ここで俺が心折れてはいけない！家族を楽しませるんだ！」という一心でテントとスクリーンを設営したこと
・火起こし器に助けられ、初の夕食がめちゃくちゃスムーズに開始できたこと

...等。

「第１回ファミリーキャンプから約１ヶ月でよくここまで余裕ができたもんだなぁ...最初は何もかもが分からなかったなぁ」
と、しみじみ考えていました。


...が！


またしても雨に邪魔されました！

せっかく人がしんみりと良い雰囲気なのに、ポツポツと降ってきます。
幸い焚き火を消すには良い薪の量だったので、速やかに火消しつぼに投入した後、子供達をテントに避難させます。




私と妻はスクリーンテントのヒサシの下で、子供達を見ながら晩酌の続きを楽しみます。
雨音を聴きながらのお酒もこれまた楽しいものです。


しばらくすると、この雨の中若い御家族が「たけくらべ広場」に到着し、テントの設営を始めました。かなり大型のテントです。
真っ暗な雨の中で設営をしているご夫妻を傍観しているのも気の毒なので、ミレニアLEDランタンを片手に灯りを提供しに行きました。
よそ様ですが、こんな時は助け合いです。




無事に設営を終えたご夫妻から、御礼の生ビールを頂きました！
逆に悪いことをしたかなぁ？とも思いつつ、ありがたく頂きました。ごちそうさまでした。

そろそろ明日に備えて、寝ることにします。



～ 翌朝 ～





朝から強めの雨が降り続いていますが、天気予報を見ると午前９時頃からは晴れるようです。
「なんとか乾燥撤収はできそうだなぁ。」
なんて考えながら、スクリーンテントの中で雨上がりを待ちます。

ちなみに、テントのヒサシポールを片側だけ１段外して写真のように斜めに張ると、ヒサシに水溜まりが出来ることなく雨水が流れ落ちます。
初心者の皆様にもオススメの豆知識です。




朝食はカセットコンロを使って、ホットケーキと玉子を焼きました。




このまま丸かじりしたい衝動を抑え、家族全員の分が焼き上がるのを待ちます。




朝が肌寒い時期になると、料理の温かさが身体に染み渡り幸せな気分になります。




お昼頃には暑いくらいの陽射しになり、無事に完全乾燥してから撤収作業を始め、自販機で買ったアイスクリームを食べてクールダウンしてから、キャンプ場を後にしました。


子供達の夏休み期間中はキャンプ三昧の日々でした。
さすがに子供達も疲れたかな？と、帰ってからおそるおそる聞いてみました。


次男
「お友達いっぱい出来たし、お外でお肉やジュースいっぱい食べたり飲んだりしたし、温泉にも行ったし、楽しい！」

長男
「全部楽しかった！家族４人ずっと一緒に居れたのが一番良かった！」


...


...キャンプ、始めて良かったです。


妻
「今まで家に居てばかりだったけど、テント立てて自分達のくつろげる場所を作るのって楽しいね」
「子供達も虫に平気で触れるようになったり、一人で真夜中にトイレに行ったり、強くなったね」


また来月以降も、休みの日には家族揃ってどんどんキャンプに行こうね！


インドア家族の快進撃は、まだまだ続きます。