ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
カテゴリー

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2015年10月16日

初めてのソロキャンプin福井県坂井市「たけくらべ広場」



10月半ばの天気予報はずっと晴れマークが続き、今週末は絶好のキャンプ日和になりそうです。
が...私達家族は、私の仕事や子供達の予定が詰まっている都合上、パスします。


「秋晴れの空の下、焚き火にあたって飲んだくれ...じゃなくてお酒を嗜みながら、のんびりしたいなぁ。」
「でも、子供達は学校や幼稚園があるし、週末は仕事や予定があるし。」

...ん?

「ソロキャンプっていう手があるな...。」
「やった事ないけど、この機会に挑戦してみるか!」

思い立ったら早いものです。


というわけで、10月15日(木)~16日(金)、初めてのソロキャンプに行ってきました。

場所は、私達家族のホームキャンプ場
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
です。

(参考:福井県坂井市「たけくらべ広場」キャンプ場の紹介【2015年最新版】)


~ 1日目 ~


妻には、

●秋キャンプの夜がどれだけ冷え込むのかを体験し、防寒対策を検証してくる
●将来、ソロキャンプや父子キャンプがしたくなった際に必要となる、最低限の装備は何かを検証してくる
●妻がいなくても1人で洗い物や後片付けができるよう、スキルを上げてくる

...と大義名分を掲げましたが、
「行きたいだけでしょ?(笑)いいよ♪」
とニヤニヤされながら送り出されました。
バレバレです。

ビールが詰まったソフトクーラーバックとお小遣いを妻から手渡されました。
きびたんごを貰った桃太郎の気分に浸りつつ、午後2時頃に「たけくらべ広場」に到着しました。




他のお客さんの姿はなく、貸し切り状態です。
今回はソロキャンプなので、
●就寝用テントは設営せずに、車のシートをフルフラットにして車中泊!
●設営や撤収を楽チンにするために、なるべく余計な道具は使わない・設置しない!
ことにしました。

夏休みのファミリーキャンプで愛用した
「車からの積み降ろしが便利な場所」
を選んだ後、道具を夜露から守るためにタープのみ張ります。
馴れてきたので、1人で綺麗に張れました。

(参考:初心者必見!タープをシワなく綺麗に張る方法)






リビングは、
●ローチェア1脚
●テーブル代わりのラック1台
●調理台代わりのミニテーブル1脚
●湯沸かし用のカセットコンロ1台
で完成です。




キャンプ道具コーナーも、こじんまりと並べます。
トラスコ中山のオリコンは、今日も大活躍です。

(参考:トラスコ中山「折りたたみコンテナ」の収納力・使い勝手が凄い!)







道具が少ないので当然シンプルながらも、彩り・バランス良く洒落た感じになりました。
ここを独り占めできるのですから、なんとも贅沢なもんです。

早速乾杯といきます!
秋の程よい暖かさと乾いた空気の中、キンキンに冷えたビールを喉に流します。

ゴクッ ゴクッ!

誰も居ない静かな屋外で
「はぁ~~っ!」
と声が出ました。

もう既に7割方、今日の目的を達成したようなもんです。




おつまみもちょっと贅沢し、読書とビールに浸りました。




鳥のさえずりしか聞こえない中での読書は気持ちが良いもんです。
気がつくと夕暮れの時間帯でした。




夕食は「鶏ご飯」と「いくらのおにぎり」です。
飲むのがメインなので、簡単で美味しく残さず済ませるにはこれで充分です。




日が落ちると一気に冷え込んできました。
ヒートテック上下を服の下に着込んだ後、焚き火を開始します。




焚き火とランタンの灯りに包まれながら、夜が更けていきます。
火の暖かさとお酒の力で、身体中ポカポカです。




いつもと違い、独りで焚き火を見つめつつ時間が過ぎていくのを感じるのも、なかなかオツなもんですね。






「キャンプを始めて良かったなぁ。」
「キャンプって、家族で来ても独りで来ても、それぞれ違った感じで楽しめるんだなぁ。」

なんて定番のことを感じたり、

「何で誰も居ない山の奥で火を焚いて満足してるんだろう?」
「わざわざ不便なことをしているのに、何で楽しいんだろう?」

なんて小難しいことを考えてみたり...

そうやって考えている自分が不思議に思えたり、好きになったり...

上手く表現できませんが、充実した物思いの時間を過ごした後、車に入り寝袋に潜りこんで就寝となりました。



~ 翌朝 ~




雲1つない、見事な快晴です。
おかげで放射冷却が半端なく、めちゃくちゃ寒い朝です。




白い息を吐きながら、朝の焚き火で暖をとります。
焚き付けに家から持ってきた、三輪素麺の空き木箱が非常によく燃えてくれて助かりました。
夜露で湿気た堅薪も一発で着火します。




しばらくすると、待望の朝日が射してきました。
キャンプ場に拡がる芝生から水蒸気が登り、みるみる暖かくなります。




車への積み込みを終えた後、「たけくらべ広場」内を散策しました。
徐々に樹木の葉が色づき始めています。




今月末~来月には、ここも素敵な紅葉が楽しめそうです。

「今年のキャンプ納めは、やっぱりここかな?」
なんて思案しながら、「たけくらべ広場」を後にしました。


キャンプ納めとなると、心配なのが夜の冷え込みです。
お酒で温まっているとはいえ、正直かなりの寒さだったと思います。

ファミリーキャンプでキャンプ納めに来るためにも...ストーブもしくはヒーターの導入を検討する必要がありますね。

早速、妻と相談します。