2016年03月24日
シーズニングに挑戦!~スキレット鍋使用前の「ならし」~

今回は、先日ニトリで購入したスキレット鍋19cmの「シーズニング」に挑戦したいと思います。
【参考記事】
・調理のテッパン!スキレット鍋を購入しました
・100均本革ライターケースをスキレット鍋ハンドルカバーに流用
・日経MJに掲載されました!
シーズニングとは、ガン鉄剥き出しの表面に油を馴染ませる、使用前の「ならし」工程です。
これをしっかり行うことで、
●お店に陳列されている状態のスキレット鍋の表面に施されている「錆止め」が剥離される
●錆止めの代わりに「食用油コーティング」が施され、調理可能な状態&新たな錆止めの役割になる
●料理へ移ると困る「鉄臭さ」が消される
といった効果があり、これを終えてようやく使用可能となるようです。
ネットや動画で調べてみるといろいろなやり方があり、手間がかかって難しそうな印象があるかもしれません。
ですが、やっていることは
■フッ素加工やテフロン加工が登場する以前の、おばあちゃんが田舎で昔使っていた「油で黒光りしているクソ重たい鉄フライパン」を意図的に作る
ことと同じです。誰でもできます。
それでは早速始めましょう!
こちらが買ってきた状態のスキレット鍋です。
まだ錆止めが施されたままです。

①洗剤で綺麗に洗い、錆止めを落とす

②水をいっぱい入れて火にかけ、沸騰させる

③沸騰したらお湯を捨て、空焚きして乾かす

④表面に食用油をまんべんなく薄く塗り、白い煙が出なくなるまで加熱する

↓

⑤裏側も「手順④」と同じように食用油をまんべんなく薄く塗り、白い煙が出なくなるまで加熱する

⑥もう一度「手順④」と「手順⑤」を行う
⑦鉄臭さを取るため、余り物またはクズ野菜を炒める
※オススメは、香りが強い「玉ねぎ」や「人参」、汚れ取り&抗菌効果のある「大根」です

↓

⑧仕上げに「手順②」から「手順⑤」までを再度行い、スキレット鍋が冷めるまで放置する
これで終了です。

左が買ってきた状態のスキレット鍋、
右がシーズニングを終えたスキレット鍋です。
比較してみると、食用油でしっかりとコーティングされ、黒光りしているのが一目瞭然ですね。
本当に簡単にできるので、今までスキレット鍋に手が出せなかった皆様も、ぜひ挑戦してみて下さい。
今年初となる、4月のお花見キャンプに持って行って早速使いたいと思います!
【参考記事】
・調理のテッパン!スキレット鍋を購入しました
・100均本革ライターケースをスキレット鍋ハンドルカバーに流用
・日経MJに掲載されました!