2016年10月22日
静かな秋雨ファミキャン♪平成28年第13回ファミリーキャンプin福井県坂井市「たけくらべ広場」~後編~

10月17日(月)~18日(火)、私達家族だけの貸切状態となった静かな秋の「たけくらべ広場」での、1泊2日ファミリーキャンプの後編の模様です。
・前編の記事はこちらです。
~ 後編 ~

キャンプ場に隣接する「丸岡温泉たけくらべ」に向かい、皆でゆったりと温泉に浸かります。
身体をしっかり温め、帰り際にちゃっかり追加のビールを買ってからサイトに戻った後、早速焚き火を始めます。

秋雨も止み、曇り空で星はあまり見えませんが気温は16℃。上着無しでも余裕です。
今回のファミリーキャンプでは、子供達に火の取り扱い・利便性と危険性を教えるために、最初に小さな焚き火をさせてみました。
安全なファイアーサークル内で焚き付け用の木っ端を燃やし小さな焚き火を作り、マッチの使い方・木のくべ方・火の消し方を教えます。
「火は便利だけれども、扱い方を誤ると怖いもの」
であることをきちんと教えました。
家に居るだけではなかなか伝えられないことを、実際に体験させて教えることができるのもキャンプの大きな魅力のひとつだと思います。

子供用焚き火を消火した後は、ファイアグリルを使って本格的な焚き火を始めます。
焼きマシュマロを作ったり、ウイスキーを味わいながら、秋の夜長を存分に楽しみました。

焚き火を堪能した後は、ランステ内に入りフルクローズにして寝床の準備をしておきます。
続いて、小腹を満たすために夜食の
・うどんすき
を、ポン酢ベースのつけダレや胡麻ダレ等、家族それぞれ好みの味付けでいただきました。

お腹もいっぱいになり、ひとしきり談笑した後、この日は就寝となりました。
10月のこの時期に、暖房を使わないまま就寝できるキャンプの夜だなんてなかなかレアです。
寝袋に入った後も、ああだこうだ会話を楽しみながら順番に寝落ちしていきます...。
【2日目】

午前6時頃、目が覚めました。
雨がポツポツと降り注いでますが、気温は15℃。この時期にしてはじゅうぶんな暖かさです。

妻や子供達も順次起きてきました。
ストーブで寝起きの身体の暖をとりつつ、コーヒーを入れるためのお湯を沸かします。

妻が朝食作りを始めてくれました。
どうやらホットケーキのようですが、いつもと材料が異なるらしく、やけにフカフカに膨らんでいます。

妻に尋ねてみたところ、なんと
・豆腐ホットケーキ
とのこと!
福井県が誇るYouTuber「かずちゃんねる」のkazuさんが動画で紹介していたのを試してみたようです。
作り方は、通常のホットケーキ作りに用いる材料の牛乳を、豆腐に置き換えただけとのことです。同じたんぱく質なので代用となるそうです。
温度管理がシビアな牛乳をキャンプに持って行くのは、夏場でなくてもなかなか勇気がいりますが、豆腐でしたら管理も容易です。

焼き上がりましたので、早速食べてみると...
びっくりするほどフワフワで、経験したことのない食感が口いっぱいに広がります!
これは実際に食べてみないとわかりません。
レシピは後日アップします♪

食後、一時的に雨が強く降りましたが、すぐに止んで徐々に暖かくなってきました。
まずはランステの後側だけ、低めにちょこっと開けて様子見します。

雲の合間に青空も見え始めてきましたので、もう雨が降る心配はいらないでしょう。
前側を大きく開けて風を通し、秋雨で濡れた幕体の乾燥に掛かります。

爽やかな風を身体いっぱいに感じながら、甘いみかんとお茶でまったりと過ごします。
今頃になって、焼き芋用のサツマイモを持って来ていたことを思い出しましたが、既に皆満腹ですので、次のキャンプに持ち越すことにしましょう。

「たけくらべ広場」内や周りの山々の紅葉状況ですが、モミジはまだまだ先、楓はほんの少しだけ...といった感じです。
来月に入れば、綺麗に色付いた素敵な秋の景色を楽しむことができそうですね。

...なんて風情を楽しんでいるのも束の間、いきなり秋晴れを通り越して、夏の終わりのような暑い陽射しになりました。
おかげで幕体は完全乾燥し、寝袋もフカフカになるまで干せたので助かりました。
天候の恵みに感謝しつつ撤収作業を進め、お昼前に「たけくらべ広場」を後にしました。
今回は平日ということで、家族水入らずで静かに過ごせたほか、就寝中も冷え込むことなく快適に朝を迎えられたこともあり、時折の秋雨さえも風情と感じたファミリーキャンプとなりました。
年内はまだまだ秋キャンプを楽しんでいきたいと思います♪
・前編の記事はこちらです。
私達家族が使用しているキャンプ道具の詳細は、カテゴリー内の各記事、下記リンクからご覧下さい。